2012年06月29日
もしもONE PIECE好きの女子大生が起業したら
もしもONE PIECE好きの女子大生が起業したら
佐藤公信 著

この表紙、いくらなんでもやりすぎですね。どう見てもオタク系のそれっぽい本です。
表紙絵で「萌え効果」というのを狙ったのでしょうが、これでは電車の中や喫茶店ではこの本を読めません。
さらに取って付けたように「ONE PIECE」。はっきり言って本文とは全く関係ありません。
しかし、中身は意外にもしっかりとビジネス本でした。

サークルを「法人化」してその運営にある女子大生の一美さんのストーリーとビジネス理論の解説が交互に記載され、楽しく読める1冊です。なにより、解説部分の文章が易しい言葉遣いながら、しっかりとした内容で、きちんと頭に入ってきます。感心しました。
この物語は以下の順に沿って展開され、順序だてて解説されています。
<戦略三角錐>
①マーケットを把握する・・・・・・どんな人が顧客になりうるのか?その人へどう伝えるか?
②商品を把握する・・・・・・・・・・・・自社商品の本質的なセールスポイントを把握する。
③ビジネスモデルを把握する・・商品をどうやってお金に換えていくか。
④戦術を考える・・・・・・・・・・・・・・具体的にどのような方法を用いていくか。
最終章「起業家から企業家へ」は心に残る良い記述がありましたので、要約して記載しておきます。
起業して生計を立てられるようになった=生業(なりわい)として成立するまでになったら一応の成功と言えるでしょう。
しかし、生計を支えるための仕事ならサラリーマンと同じであり、わざわざ起業した意味はありません。
いや、様々なリスクにさらされている分だけサラリーマンより劣っています。
起業する以上、生業(なりわい)でなく「企業家」をめざしましょう!
そして企業家になるためには、目標が必要であり、これを達成するのが「経営戦略」です。
「企業家」とは何事かを「企てる」から「企業家」と言うのです。
(注)「企業家」についての定義は、あえて本書には記載されていません。私なりには、「事業」の規模をより大きくし、組織で運営にあたるようなレベル。そして起業した本人が居なくても事業が回っていくような仕組みづくりと解釈しました。
(静岡市立御幸町図書館所蔵)

佐藤公信 著

この表紙、いくらなんでもやりすぎですね。どう見てもオタク系のそれっぽい本です。
表紙絵で「萌え効果」というのを狙ったのでしょうが、これでは電車の中や喫茶店ではこの本を読めません。
さらに取って付けたように「ONE PIECE」。はっきり言って本文とは全く関係ありません。
しかし、中身は意外にもしっかりとビジネス本でした。

サークルを「法人化」してその運営にある女子大生の一美さんのストーリーとビジネス理論の解説が交互に記載され、楽しく読める1冊です。なにより、解説部分の文章が易しい言葉遣いながら、しっかりとした内容で、きちんと頭に入ってきます。感心しました。
この物語は以下の順に沿って展開され、順序だてて解説されています。
<戦略三角錐>
①マーケットを把握する・・・・・・どんな人が顧客になりうるのか?その人へどう伝えるか?
②商品を把握する・・・・・・・・・・・・自社商品の本質的なセールスポイントを把握する。
③ビジネスモデルを把握する・・商品をどうやってお金に換えていくか。
④戦術を考える・・・・・・・・・・・・・・具体的にどのような方法を用いていくか。
最終章「起業家から企業家へ」は心に残る良い記述がありましたので、要約して記載しておきます。
起業して生計を立てられるようになった=生業(なりわい)として成立するまでになったら一応の成功と言えるでしょう。
しかし、生計を支えるための仕事ならサラリーマンと同じであり、わざわざ起業した意味はありません。
いや、様々なリスクにさらされている分だけサラリーマンより劣っています。
起業する以上、生業(なりわい)でなく「企業家」をめざしましょう!
そして企業家になるためには、目標が必要であり、これを達成するのが「経営戦略」です。
「企業家」とは何事かを「企てる」から「企業家」と言うのです。
(注)「企業家」についての定義は、あえて本書には記載されていません。私なりには、「事業」の規模をより大きくし、組織で運営にあたるようなレベル。そして起業した本人が居なくても事業が回っていくような仕組みづくりと解釈しました。
(静岡市立御幸町図書館所蔵)

2012年06月26日
数字はうそをつく
数字はうそをつく 平林亮子 著

本書は「数字」のセンスを磨く本ではありません。
会計の初歩を物語とクイズを交え解説している本です。
題名の「数字はうそをつく」は「数字で示されたものは、それが示す内容まできちんと理解しないと、表面的な数字だけを感覚に頼って記憶してしまうと誤解しがちですよ」という意味らしいです。
公認会計士の平林さんとそのお客さんとのやりとりを物語形式にしたもので、M&Aや含み損益、インサイダー取引、商品評価損、赤字決算と倒産、粉飾決算や横領とその手口について、貸借対照表や損益計算書への影響などをやさしく説明しています。
会計関連の書物としては初歩の初歩ですが、読み物として気楽に楽しめる1冊です。
(静岡市立御幸町図書館所蔵)


本書は「数字」のセンスを磨く本ではありません。
会計の初歩を物語とクイズを交え解説している本です。
題名の「数字はうそをつく」は「数字で示されたものは、それが示す内容まできちんと理解しないと、表面的な数字だけを感覚に頼って記憶してしまうと誤解しがちですよ」という意味らしいです。
公認会計士の平林さんとそのお客さんとのやりとりを物語形式にしたもので、M&Aや含み損益、インサイダー取引、商品評価損、赤字決算と倒産、粉飾決算や横領とその手口について、貸借対照表や損益計算書への影響などをやさしく説明しています。
会計関連の書物としては初歩の初歩ですが、読み物として気楽に楽しめる1冊です。
(静岡市立御幸町図書館所蔵)

2012年06月22日
インサイドアップル
インサイドアップル アダム・ラシンスキー著 依田卓巳訳

<アップル社>
「iphone」や「ipad」で有名な「アップル社」の経営手法について書かれた本です。
「アップル社」は秘密主義で社内の組織や製品開発の過程を外部から伺い知ることが困難と言われています。
また、昨年亡くなられたスティーブ・ジョブズ氏が社内全部門に対し非常に強い影響力を及ぼしていたことでも有名です。
<社風と経営手法>
本書に書かれている「アップル社」の特徴は概ね以下のようなものです。
①秘密主義
外部への情報漏えいには厳罰で臨みます。社内でも部門間の情報交換を遮断していたり、社員でも立入可能区域を限定(しかも階級ではなく仕事内容で限定するため部下は入室できても上司は入室できないなど)する秘密主義の徹底します。商品発表時のインパクト・新鮮味の確保やライバル企業へのアイデアの流出を防ぎます。
②経営組織
会社の経営情報を幹部社員で共有するという意識がありません。総合管理のための管理職は殆ど存在せず、専門職としてのリーダーという存在であったり、そもそも「組織」のあり方が、一般的な「経営」→「部」→「課」というようなピラミッド構造をしていません。
③従業員
全体像を知らされること無く、自分の仕事を全うすることに全力を注ぐよう指示されます。また自己の考えやアイデアを提案するというようなワークスタイルではなく、指示された仕事を確実にこなすことを求められるようです。
職場は自己実現の場では無く、個性を抑えることが求められます。しかし「アップル社」の素晴らしい製品の開発に関わることができ、満足度は高いようです。
④経営者の影響
CEOであるスティーブ・ジョブズ氏が細かな部分に渡るまで指示(口出し)をし、かなり部分の実質的な決裁権限を握っていました。社員の価値判断基準も「スティーブならどう考えるか」です。
⑤商品デザイン・企業イメージへのこだわり
商品への情熱は高く、中でも商品デザインを重視します。デザインを優先して商品の機能を絞ることもあります。また、商品の開発過程がパッケージやデザインから入ることもあります。
企業イメージを非常に大切にし、広告宣伝やプレス発表は会社の重要事項です。表に立つのは必ずスティーブ・ジョブズ氏であり、他の役員・社員は目立たぬよう控えます。
⑥他社との関係
自社の要求を最優先し妥協しません。利害が対立すると非常に強硬な姿勢で臨む傾向があるようです。
<今後の動向に注目>
企業経営はオープン化、透明化が最近の流れですし、権限委譲や責任の明確化、目標や全体像の共有ができている会社が良い企業と言われるています。
本書を読むと「アップル社」はこのような「優良企業」の価値観とは全く異質の存在です。見方によっては「気難しく・自我の強く・人間つきあいの下手なエンジニア」そのもののような企業体質とも思えます。
しかし「アップル社」が現時点で優良企業であることは間違い無い以上これも「あり」なのだと思わざるを得ません。
私自身、これまで学んだ「常識」が崩れ去る思いでした。雑誌や書籍などの情報収集のつもりが、逆に私自身の概念や常識を固定していたのではないかという懸念すら感じた1冊です。
ただし、今までのアップル社はスティーブ・ジョブズという個人の力で成り立っており、それゆえに上記のような企業の体制でも「優良企業」であることが出来たという見方もあります。
今後このような体質を維持したままで、従来のような「優良企業」であり続けられるか、注目すべきところでしょう。
~今回、書き過ぎですね。すみません。それだけ自分の中で整理のつき難い本でした。~
(静岡市立御幸町図書館所蔵)

<アップル社>
「iphone」や「ipad」で有名な「アップル社」の経営手法について書かれた本です。
「アップル社」は秘密主義で社内の組織や製品開発の過程を外部から伺い知ることが困難と言われています。
また、昨年亡くなられたスティーブ・ジョブズ氏が社内全部門に対し非常に強い影響力を及ぼしていたことでも有名です。
<社風と経営手法>
本書に書かれている「アップル社」の特徴は概ね以下のようなものです。
①秘密主義
外部への情報漏えいには厳罰で臨みます。社内でも部門間の情報交換を遮断していたり、社員でも立入可能区域を限定(しかも階級ではなく仕事内容で限定するため部下は入室できても上司は入室できないなど)する秘密主義の徹底します。商品発表時のインパクト・新鮮味の確保やライバル企業へのアイデアの流出を防ぎます。
②経営組織
会社の経営情報を幹部社員で共有するという意識がありません。総合管理のための管理職は殆ど存在せず、専門職としてのリーダーという存在であったり、そもそも「組織」のあり方が、一般的な「経営」→「部」→「課」というようなピラミッド構造をしていません。
③従業員
全体像を知らされること無く、自分の仕事を全うすることに全力を注ぐよう指示されます。また自己の考えやアイデアを提案するというようなワークスタイルではなく、指示された仕事を確実にこなすことを求められるようです。
職場は自己実現の場では無く、個性を抑えることが求められます。しかし「アップル社」の素晴らしい製品の開発に関わることができ、満足度は高いようです。
④経営者の影響
CEOであるスティーブ・ジョブズ氏が細かな部分に渡るまで指示(口出し)をし、かなり部分の実質的な決裁権限を握っていました。社員の価値判断基準も「スティーブならどう考えるか」です。
⑤商品デザイン・企業イメージへのこだわり
商品への情熱は高く、中でも商品デザインを重視します。デザインを優先して商品の機能を絞ることもあります。また、商品の開発過程がパッケージやデザインから入ることもあります。
企業イメージを非常に大切にし、広告宣伝やプレス発表は会社の重要事項です。表に立つのは必ずスティーブ・ジョブズ氏であり、他の役員・社員は目立たぬよう控えます。
⑥他社との関係
自社の要求を最優先し妥協しません。利害が対立すると非常に強硬な姿勢で臨む傾向があるようです。
<今後の動向に注目>
企業経営はオープン化、透明化が最近の流れですし、権限委譲や責任の明確化、目標や全体像の共有ができている会社が良い企業と言われるています。
本書を読むと「アップル社」はこのような「優良企業」の価値観とは全く異質の存在です。見方によっては「気難しく・自我の強く・人間つきあいの下手なエンジニア」そのもののような企業体質とも思えます。
しかし「アップル社」が現時点で優良企業であることは間違い無い以上これも「あり」なのだと思わざるを得ません。
私自身、これまで学んだ「常識」が崩れ去る思いでした。雑誌や書籍などの情報収集のつもりが、逆に私自身の概念や常識を固定していたのではないかという懸念すら感じた1冊です。
ただし、今までのアップル社はスティーブ・ジョブズという個人の力で成り立っており、それゆえに上記のような企業の体制でも「優良企業」であることが出来たという見方もあります。
今後このような体質を維持したままで、従来のような「優良企業」であり続けられるか、注目すべきところでしょう。
~今回、書き過ぎですね。すみません。それだけ自分の中で整理のつき難い本でした。~
(静岡市立御幸町図書館所蔵)

タグ :アップルスティーブ・ジョブズ
2012年06月19日
誰も書かなかったすべての社長のためのリスケの本
誰も書かなかったすべての社長のためのリスケの本
篠崎啓嗣 著

<リスケとは?>
「リスケ」とは、金融機関の融資の返済条件(毎回の返済金額や返済回数、期間)を変更(緩和)してもらう事で、リ・スケジューリングの略です。勿論、あまり前向きな話ではありません。
事業は常に上手くいくとは限りません。不幸にして予定した売上げが上がらなかったり、売掛金の回収に手間取ったりして資金繰りが悪化し、当初約束した返済が果たせない見込みとなった場合には、金融機関に「リスケ」をお願いする事になります。
権利・義務という観点から言えば、金融機関は「リスケ」に応じる義務はありません(注)。あくまで借り手からの「お願い」です。誠意をもってお願いしなければなりません。
(注)「中小企業金融円滑化法」の施行期間中ですので、「義務が無い」とまでは言えませんね。
金融機関としても借り手に「もうだめだ」と倒産されてしまうよりは、少しづつでも返済し、利息を払ってくれた方が良いという事情もあります。
また、このような事は多くの事業主と取引する金融機関では比較的良くある事なのです。
1回2回のお願いでは、断られるかもしれませんが、誠意をもって何度もお願いし、現状を良く説明すれば対応してもらえる可能性は高いと思います。
<リスケの勘所>
本書はこの「お願い」にあたって以下のような交渉の勘所が書かれています。
1.「リスケ」の期間
将来の全期間について条件緩和が認められることはなく、6ヶ月から1年の単位での条件緩和
が認められ、以後、毎回の交渉により条件緩和を引き伸ばしていく手続きとなる。
2.新規借入れ
「リスケ」を申し込みと現在の借入金が完済するまでは原則として新規融資は受けられないと
覚悟すべき。
3.金融機関間のバランス
複数の金融機関から融資を受けている場合は、全て同一条件での返済条件緩和が原則。
メイン行から交渉にあたるべき。
4.書類を用意し、数字で説明
「経営改善計画書」「資金繰り予定表」「直近の会社の試算表」等の書類を用意し、数字で
どのように改善し返済していくかを説明すべき。
5.条件緩和の目標
①条件緩和期間中の元本返済は0円。多くとも1万円を目標とする。
②金利の引き上げは止むを得ないが現在の金利+0.125%~0.5%程度までに抑える。
③追加担保の提出や保証人の追加には応じない。
④積立預金等の要請には応じる必要がない。
⑤売掛金回収口座や資金決済口座を自行へ移す(あるいは集中させる)よう依頼がある
かもしれないが、決して応じてはならない。(預金ロックや借入金との相殺される懸念あり)
<柔軟な対応を>
これからまさに「交渉」にあたろうとする方には、大変参考になる事が書かれていると思いますが、記載されている事を鵜呑みにし、必ずこうなると思い込むのは危険です。
冒頭に記載したとおり、「権利」「義務」の関係ではなく、「お願い」と「交渉」です。当初の借入条件、事業主の状況、金融機関の対応方針によっても事情は変わります。
現在は「中小企業金融円滑化法」が施行されており、比較的銀行に「リスケ」のお願いをしやすい状態です。あくまでも「誠実」に「正直」にお願いし、困難を乗り越えましょう。
(静岡市立御幸町図書館所蔵)

篠崎啓嗣 著

<リスケとは?>
「リスケ」とは、金融機関の融資の返済条件(毎回の返済金額や返済回数、期間)を変更(緩和)してもらう事で、リ・スケジューリングの略です。勿論、あまり前向きな話ではありません。
事業は常に上手くいくとは限りません。不幸にして予定した売上げが上がらなかったり、売掛金の回収に手間取ったりして資金繰りが悪化し、当初約束した返済が果たせない見込みとなった場合には、金融機関に「リスケ」をお願いする事になります。
権利・義務という観点から言えば、金融機関は「リスケ」に応じる義務はありません(注)。あくまで借り手からの「お願い」です。誠意をもってお願いしなければなりません。
(注)「中小企業金融円滑化法」の施行期間中ですので、「義務が無い」とまでは言えませんね。
金融機関としても借り手に「もうだめだ」と倒産されてしまうよりは、少しづつでも返済し、利息を払ってくれた方が良いという事情もあります。
また、このような事は多くの事業主と取引する金融機関では比較的良くある事なのです。
1回2回のお願いでは、断られるかもしれませんが、誠意をもって何度もお願いし、現状を良く説明すれば対応してもらえる可能性は高いと思います。
<リスケの勘所>
本書はこの「お願い」にあたって以下のような交渉の勘所が書かれています。
1.「リスケ」の期間
将来の全期間について条件緩和が認められることはなく、6ヶ月から1年の単位での条件緩和
が認められ、以後、毎回の交渉により条件緩和を引き伸ばしていく手続きとなる。
2.新規借入れ
「リスケ」を申し込みと現在の借入金が完済するまでは原則として新規融資は受けられないと
覚悟すべき。
3.金融機関間のバランス
複数の金融機関から融資を受けている場合は、全て同一条件での返済条件緩和が原則。
メイン行から交渉にあたるべき。
4.書類を用意し、数字で説明
「経営改善計画書」「資金繰り予定表」「直近の会社の試算表」等の書類を用意し、数字で
どのように改善し返済していくかを説明すべき。
5.条件緩和の目標
①条件緩和期間中の元本返済は0円。多くとも1万円を目標とする。
②金利の引き上げは止むを得ないが現在の金利+0.125%~0.5%程度までに抑える。
③追加担保の提出や保証人の追加には応じない。
④積立預金等の要請には応じる必要がない。
⑤売掛金回収口座や資金決済口座を自行へ移す(あるいは集中させる)よう依頼がある
かもしれないが、決して応じてはならない。(預金ロックや借入金との相殺される懸念あり)
<柔軟な対応を>
これからまさに「交渉」にあたろうとする方には、大変参考になる事が書かれていると思いますが、記載されている事を鵜呑みにし、必ずこうなると思い込むのは危険です。
冒頭に記載したとおり、「権利」「義務」の関係ではなく、「お願い」と「交渉」です。当初の借入条件、事業主の状況、金融機関の対応方針によっても事情は変わります。
現在は「中小企業金融円滑化法」が施行されており、比較的銀行に「リスケ」のお願いをしやすい状態です。あくまでも「誠実」に「正直」にお願いし、困難を乗り越えましょう。
(静岡市立御幸町図書館所蔵)

2012年06月15日
小さなお店の買い方・始め方
小さなお店の買い方・始め方 柏木珠希 著

「M&A」・・・時々新聞等で目にする言葉ですね。
企業の買収の事で、簡単に言うとその会社を丸ごと買ってしまうということです。
(実際には「会社」を買うのではなくその会社の「株式」の過半数以上を自分(又は自社)のものにして経営権を取得するという手法で行なわれます)
最近記憶に新しいところでは、「ビックカメラ」が「コジマ電気」を買収しましたね。
小規模な会社や個人事業には縁がなさそうに思えますが、当事者が「M&A」と思っていないだけで、実は身近にこのような例は多いのです。
小規模な会社や個人事業の「買収」は、大きく分けて次の3つの形態で行なわれます。
①店舗内部造作譲渡(居抜き)
賃借店舗の内装・備品一色全てを他の経営者に譲渡します。
②営業権譲渡
上記①に加え、お店の名前、従業員、商品(料理)のノウハウ、顧客等も合わせて譲渡します。
③会社(株式)の売買
会社の株式を譲渡して、会社組織丸ごと他の経営者に譲渡します。
覚えがありませんか?つい最近までやっていた「ラーメン屋」さんが、今月から名前が変わった。でもテーブルの配置やカウンターはこの前までと殆ど変わらない。・・・これ①ですね。よくあります。
このお店いつの間にか経営者が変わってたんだって。・・・・これ②ですね。時々あります。
本書は、こういった取引の長所や短所、留意事項をまとめた本です。易しい文書で内容は実務的でした。
<長所>
・格安に店舗内装や設備(厨房設備・製造機械)等一式を手に入れることができる。
・完全に新規で始める場合に比べ、開業までの準備期間を短縮できる。
・顧客や仕入先、ノウハウ等の無形の財産を引き継ぐことができる。
・前オーナー時の客層を事前に研究することで、客層・時間帯・集客範囲等の検討をし易い。
※ 賃借店舗の居抜きの場合、かなり買い手有利に交渉ができるようです。
前オーナーは、買い手がつかなければ、現状復帰(つまり取り壊し)して家主へ返しますので
費用がかかりますし、退去日が決まっているため、早く決着しなければならないからです。
<短所>
・内装・設備が中古であり、顧客から見て新鮮味に欠ける。
・自分が思うとおりの店舗レイアウトが出来ない。
・前オーナー時の経営イメージを引きずることが多い。
一番大切な事は。「前オーナーはなぜ撤退(廃業)するのか」「自分(買主)はどのように運営していくつもりなのか」の2点ではないでしょうか。
前オーナーが儲からないと見切りをつけて撤退するのであれば、それを引き取って同じ事をやっても結果は同じでしょう。
(静岡市立御幸町図書館所蔵)


「M&A」・・・時々新聞等で目にする言葉ですね。
企業の買収の事で、簡単に言うとその会社を丸ごと買ってしまうということです。
(実際には「会社」を買うのではなくその会社の「株式」の過半数以上を自分(又は自社)のものにして経営権を取得するという手法で行なわれます)
最近記憶に新しいところでは、「ビックカメラ」が「コジマ電気」を買収しましたね。
小規模な会社や個人事業には縁がなさそうに思えますが、当事者が「M&A」と思っていないだけで、実は身近にこのような例は多いのです。
小規模な会社や個人事業の「買収」は、大きく分けて次の3つの形態で行なわれます。
①店舗内部造作譲渡(居抜き)
賃借店舗の内装・備品一色全てを他の経営者に譲渡します。
②営業権譲渡
上記①に加え、お店の名前、従業員、商品(料理)のノウハウ、顧客等も合わせて譲渡します。
③会社(株式)の売買
会社の株式を譲渡して、会社組織丸ごと他の経営者に譲渡します。
覚えがありませんか?つい最近までやっていた「ラーメン屋」さんが、今月から名前が変わった。でもテーブルの配置やカウンターはこの前までと殆ど変わらない。・・・これ①ですね。よくあります。
このお店いつの間にか経営者が変わってたんだって。・・・・これ②ですね。時々あります。
本書は、こういった取引の長所や短所、留意事項をまとめた本です。易しい文書で内容は実務的でした。
<長所>
・格安に店舗内装や設備(厨房設備・製造機械)等一式を手に入れることができる。
・完全に新規で始める場合に比べ、開業までの準備期間を短縮できる。
・顧客や仕入先、ノウハウ等の無形の財産を引き継ぐことができる。
・前オーナー時の客層を事前に研究することで、客層・時間帯・集客範囲等の検討をし易い。
※ 賃借店舗の居抜きの場合、かなり買い手有利に交渉ができるようです。
前オーナーは、買い手がつかなければ、現状復帰(つまり取り壊し)して家主へ返しますので
費用がかかりますし、退去日が決まっているため、早く決着しなければならないからです。
<短所>
・内装・設備が中古であり、顧客から見て新鮮味に欠ける。
・自分が思うとおりの店舗レイアウトが出来ない。
・前オーナー時の経営イメージを引きずることが多い。
一番大切な事は。「前オーナーはなぜ撤退(廃業)するのか」「自分(買主)はどのように運営していくつもりなのか」の2点ではないでしょうか。
前オーナーが儲からないと見切りをつけて撤退するのであれば、それを引き取って同じ事をやっても結果は同じでしょう。
(静岡市立御幸町図書館所蔵)

2012年06月12日
数字を使ってしゃべれるようになるトレーニングブック
数字を使ってしゃべれるようになるトレーニングブック
山田政弘 著

「数字」に苦手意識を持っている方は多いようですね。
ビジネスの上で、数字は避けて通れません。売上目標・粗利益・原価・金利・投資すべて数字で表現されます。
では「数字が苦手」な経営者はだめなのか?というと決してそんな事はありません。
数字が苦手でも、しっかりとした商売をなさっている方や成功されている方は沢山います。
じつは私も、数字があまり得意ではありません。・・・え!?税理士なのに?
そうなのです。しかし、「数字が苦手」とは思っていません。具体的には「複数の細かな数字を長い間覚えているのが苦手」+「暗算が苦手」なのです。
「細かな数字を・・・」に関しては、メモを取ったり、パソコンにデータを残し、必要な都度確認すれば済みますし、「暗算が苦手」は計算機やパソコンで計算する事で暗算を避けています。
逆に、「苦手意識」があるからこそ「うろ覚えの記憶でいい加減な事を言わない」「その場で適当な計算をせず、正確な計算を行って根拠とともに提示する」というメリットも生まれます。
同じように「数字が苦手」と思っている方、もう少し中身を分解して「数字の何が苦手なのか」を考え対処法を決めておけば、「苦手でもいいんじゃない?」と思えるのではないでしょうか。
さて前置きが長くなりましたが、本書の内容です。
前半は数字の苦手意識克服のためのノウハウについて、後半はグラフの使い方についてのノウハウが書かれています。
苦手意識克服法は
①数字を大雑把に捉える。細かな端数に気を取られない。(約○○億円、全体の○分の○など)
②全部を覚えようとせず、全体額(総合計)と内訳のうち主だったものの上位3つくらいだけ把握すれば充分。
③イメージに関連づけて、数字を覚える。その数字の意味する事と関連づけて覚えると忘れない。
④同じくらいの数字(金額)のものと関連づけて覚えると忘れない。
特に意識したわけではありませんが、いつも私が心掛けている事と同じでした。冒頭でお話した、「数字が苦手」でも成功している経営者の方も皆さん同じでしょう。
つまり「数字は苦手」と思っているだけで、実はみなさん頭の中では上手く整理して「数字」を使っているのではないでしょうか。
(静岡市立御幸町図書館所蔵)
山田政弘 著

「数字」に苦手意識を持っている方は多いようですね。
ビジネスの上で、数字は避けて通れません。売上目標・粗利益・原価・金利・投資すべて数字で表現されます。
では「数字が苦手」な経営者はだめなのか?というと決してそんな事はありません。
数字が苦手でも、しっかりとした商売をなさっている方や成功されている方は沢山います。
じつは私も、数字があまり得意ではありません。・・・え!?税理士なのに?
そうなのです。しかし、「数字が苦手」とは思っていません。具体的には「複数の細かな数字を長い間覚えているのが苦手」+「暗算が苦手」なのです。
「細かな数字を・・・」に関しては、メモを取ったり、パソコンにデータを残し、必要な都度確認すれば済みますし、「暗算が苦手」は計算機やパソコンで計算する事で暗算を避けています。
逆に、「苦手意識」があるからこそ「うろ覚えの記憶でいい加減な事を言わない」「その場で適当な計算をせず、正確な計算を行って根拠とともに提示する」というメリットも生まれます。
同じように「数字が苦手」と思っている方、もう少し中身を分解して「数字の何が苦手なのか」を考え対処法を決めておけば、「苦手でもいいんじゃない?」と思えるのではないでしょうか。
さて前置きが長くなりましたが、本書の内容です。
前半は数字の苦手意識克服のためのノウハウについて、後半はグラフの使い方についてのノウハウが書かれています。
苦手意識克服法は
①数字を大雑把に捉える。細かな端数に気を取られない。(約○○億円、全体の○分の○など)
②全部を覚えようとせず、全体額(総合計)と内訳のうち主だったものの上位3つくらいだけ把握すれば充分。
③イメージに関連づけて、数字を覚える。その数字の意味する事と関連づけて覚えると忘れない。
④同じくらいの数字(金額)のものと関連づけて覚えると忘れない。
特に意識したわけではありませんが、いつも私が心掛けている事と同じでした。冒頭でお話した、「数字が苦手」でも成功している経営者の方も皆さん同じでしょう。
つまり「数字は苦手」と思っているだけで、実はみなさん頭の中では上手く整理して「数字」を使っているのではないでしょうか。
(静岡市立御幸町図書館所蔵)

2012年06月08日
世界一わかりやすいファイナンスの教科書
世界一わかりやすいファイナンスの教科書
永野良佑 著

会社によっては、経理部門で、資金の調達や余剰資金の運用という仕事もを行っている事があるようです。
直接的に株式市場や債券市場で取引を行なうわけでは無く、証券会社を通しての業務になるわけですが、それでも「市場の理屈」を踏まえて仕事をしなければなりません。
また最近では、経理・会計の仕事そのものにも「割引現在価値」とか「リスクフリーレート」「ディスカウントCF法」など「ファイナンス理論」に関連した計算手法が導入されてきており、一般の経理マンも「ファイナンス理論」をある程度は知っておく必要に迫られています。
しかし「ファイナンス理論」「投資理論」は、確率・統計論的な考え方をベースにしており、日常生活や営業活動では馴染みが無く、なかなか勉強し難いのではないでしょうか。(私もその1人です・・・)
本書は、「確率・統計論」的な面を出来るだけ抑え、文系的な説明で「ファイナンス理論」の基礎を解説しており、読みやすい本です。
内容は、リスクとリターンの関係から始まり、大数の法則、IRR、NPV、レバリッジと希薄化、配当還元方式による企業価値、PER、PBR、WACC、EBITDA等など、簡単な理論(語句)解説です。前半のゆったりした話の展開に比べ、後半は少し詰め込み過ぎかと思います・・・。
物語性がある読み物ではありませんし、直接的な商売のヒントがある訳でもありません。
しかし、金融市場の理屈を「少しは知っておきたいが手を出せない」という方には、丁度良い本だと思います。
(静岡市立御幸町図書館所蔵)

永野良佑 著

会社によっては、経理部門で、資金の調達や余剰資金の運用という仕事もを行っている事があるようです。
直接的に株式市場や債券市場で取引を行なうわけでは無く、証券会社を通しての業務になるわけですが、それでも「市場の理屈」を踏まえて仕事をしなければなりません。
また最近では、経理・会計の仕事そのものにも「割引現在価値」とか「リスクフリーレート」「ディスカウントCF法」など「ファイナンス理論」に関連した計算手法が導入されてきており、一般の経理マンも「ファイナンス理論」をある程度は知っておく必要に迫られています。
しかし「ファイナンス理論」「投資理論」は、確率・統計論的な考え方をベースにしており、日常生活や営業活動では馴染みが無く、なかなか勉強し難いのではないでしょうか。(私もその1人です・・・)
本書は、「確率・統計論」的な面を出来るだけ抑え、文系的な説明で「ファイナンス理論」の基礎を解説しており、読みやすい本です。
内容は、リスクとリターンの関係から始まり、大数の法則、IRR、NPV、レバリッジと希薄化、配当還元方式による企業価値、PER、PBR、WACC、EBITDA等など、簡単な理論(語句)解説です。前半のゆったりした話の展開に比べ、後半は少し詰め込み過ぎかと思います・・・。
物語性がある読み物ではありませんし、直接的な商売のヒントがある訳でもありません。
しかし、金融市場の理屈を「少しは知っておきたいが手を出せない」という方には、丁度良い本だと思います。
(静岡市立御幸町図書館所蔵)

2012年06月04日
ズブの素人をたった3ヶ月で稼げる営業にする仕組み
ズブの素人をたった3ヶ月で稼げる営業にする仕組み 五十棲剛史 著

就職の超氷河期といわれる現在でも、小規模企業にとって人材確保は極めて深刻な課題です。
その上離職率も高く、せっかく期待して育成していた人材もすぐに辞めてしまうという事がよくあります。
このような事情から、人材が育たないために事業が上手くいかないとお嘆きの社長さんも多いことでしょう。
本書は、営業マンの力量に頼っていた従来型のセールスの仕組み自体を見直す事で、優秀なセールスマンを採用できなくても会社に利益をもたらす営業を提案しています。
ファミリーレストランや回転寿司店には、熟練のシェフや寿司職人が居ませんが、そこそこ顧客を満足させる料理が提供されています。
これは、本部で食材仕入や基礎調理等を一括して行い、各店舗に送っているため、現場では定型的な一定の調理と加熱、盛り付け等を行えば良いだけという体制が整っているためです。営業でも同じ事ができるはずです。
<具体的には>
①素人でも売りやすい商品を整える ~パッケージ化・定型化商品の充実~
②見込み客の発掘は営業マン個人でなく会社で組織対応する ~マスメディアや外注等を活用~
③本社でお客様アンケートを用意し、営業時に活用する ~プロの営業が聞き出すポイントを先取り~
④アプローチブックの活用 ~営業マンのセールス手順をマニュアル化~
⑤参考見積書を用意する ~売筋モデルの見積書を常時携帯させ、概算価格を即答~
⑥価格単価を引き上げる仕組みづくりを行っておく ~魅力ある上位グレードやオプション商品を用意~
⑦クレーム対応も組織で対応する ~クレーム内容に最適な人が対応~
という内容です。「営業」という職種は最も人材の資質が問われると考えていましたが、このような「システマチック」な方法を導入すれば「熟練者」がいなくても
一定の業績を上げることができますね。なにより営業マンの負担感が減り、楽しく働けるかもしれません。
(静岡市立御幸町図書館所蔵)

就職の超氷河期といわれる現在でも、小規模企業にとって人材確保は極めて深刻な課題です。
その上離職率も高く、せっかく期待して育成していた人材もすぐに辞めてしまうという事がよくあります。
このような事情から、人材が育たないために事業が上手くいかないとお嘆きの社長さんも多いことでしょう。
本書は、営業マンの力量に頼っていた従来型のセールスの仕組み自体を見直す事で、優秀なセールスマンを採用できなくても会社に利益をもたらす営業を提案しています。
ファミリーレストランや回転寿司店には、熟練のシェフや寿司職人が居ませんが、そこそこ顧客を満足させる料理が提供されています。
これは、本部で食材仕入や基礎調理等を一括して行い、各店舗に送っているため、現場では定型的な一定の調理と加熱、盛り付け等を行えば良いだけという体制が整っているためです。営業でも同じ事ができるはずです。
<具体的には>
①素人でも売りやすい商品を整える ~パッケージ化・定型化商品の充実~
②見込み客の発掘は営業マン個人でなく会社で組織対応する ~マスメディアや外注等を活用~
③本社でお客様アンケートを用意し、営業時に活用する ~プロの営業が聞き出すポイントを先取り~
④アプローチブックの活用 ~営業マンのセールス手順をマニュアル化~
⑤参考見積書を用意する ~売筋モデルの見積書を常時携帯させ、概算価格を即答~
⑥価格単価を引き上げる仕組みづくりを行っておく ~魅力ある上位グレードやオプション商品を用意~
⑦クレーム対応も組織で対応する ~クレーム内容に最適な人が対応~
という内容です。「営業」という職種は最も人材の資質が問われると考えていましたが、このような「システマチック」な方法を導入すれば「熟練者」がいなくても
一定の業績を上げることができますね。なにより営業マンの負担感が減り、楽しく働けるかもしれません。
(静岡市立御幸町図書館所蔵)

2012年06月01日
現代の錬金術士を目指して ~ブログ開設にあたって~
現代の錬金術士を目指して ~ブログ開設にあたって~

この度は、当ブログをご覧いただきありがとうございます。
<ブログへの投稿>
5月半ばより書評の投稿を開始しましたが、何故今頃「開設にあたって」なのかと違和感をお感じの方もいらっしゃるかもしれません。
「書架」を名乗るのに1冊も本が無い状況はあまりにも寂しいので、とりあえず20冊程度「本棚」に入れることにしたのです。従ってここまでは「開店準備」の位置づけです。
6月からは1冊づつ実際の読後に投稿しますから、月間3~4冊になると思います。
突然投稿数が減りますが、やめてしまった訳ではありません。時々覗いて下さると嬉しいです。
<本とのつきあい>
私は決して読書好きではありません。サラリーマン時代には年間1~2冊しか本を読まない時期もありました。
しかし、当時の上司に本を読まない理由を尋ねられ、「君は本に期待をし過ぎだよ、ビジネス書だって所詮2~3千円じゃないか。その中からたった1つだって学び取る事があれば、あるいは1言でも心に残る言葉を見つけられれば、十分に元は取れているのではないのか?同じ事を仕事の中から学び取ろうとしたらどれだけの労力と時間がかかると思う?」と言われ、以後なんとなく本との距離が縮まったように思います。
とは言うものの今でも読書家には程遠く、本の知識よりは実務経験重視型です。
<現代の錬金術>
最近「有名な本の原書(※)には魔力が宿る」という事をテーマにした子供向けのアニメが放映されていました。
(※ 私の思い違いで「原書」ではなく「幻書」(魔力の宿る本。物語上の架空のものでした)だと後日気づきましたが・・・)
この発想「!」何か意識に引っかかるものを感じて・・・以前より私が考えている事と重なる事に気づきました。
「ビジネス書には、お金を生み出す力が宿っているのでは?」
優れたノウハウ本や経験則を記録した本なら、そのとおり実行することで、実際にお金を得ることが出来ないだろうかという発想です。
所詮は机上の空論。本は本、現実とは違うよ。・・・私もそんな気はします。
でも、著者は何か強烈な体験をし、何らかの経験則を伝えたくて筆を執ったのではないでしょうか。そこには何らかの価値が埋め込まれているはずです。
1冊1冊に宿るパワーは小さいかもしれません。しかし、これらを上手く組み合わせて使うことができたら・・・・お金を生むことができるかもしれません。
これが可能なら現代の錬金術とも言えますね。 少しだけ夢のある話です。
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明瞭・シンプル・低価格

この度は、当ブログをご覧いただきありがとうございます。
<ブログへの投稿>
5月半ばより書評の投稿を開始しましたが、何故今頃「開設にあたって」なのかと違和感をお感じの方もいらっしゃるかもしれません。
「書架」を名乗るのに1冊も本が無い状況はあまりにも寂しいので、とりあえず20冊程度「本棚」に入れることにしたのです。従ってここまでは「開店準備」の位置づけです。
6月からは1冊づつ実際の読後に投稿しますから、月間3~4冊になると思います。
突然投稿数が減りますが、やめてしまった訳ではありません。時々覗いて下さると嬉しいです。
<本とのつきあい>
私は決して読書好きではありません。サラリーマン時代には年間1~2冊しか本を読まない時期もありました。
しかし、当時の上司に本を読まない理由を尋ねられ、「君は本に期待をし過ぎだよ、ビジネス書だって所詮2~3千円じゃないか。その中からたった1つだって学び取る事があれば、あるいは1言でも心に残る言葉を見つけられれば、十分に元は取れているのではないのか?同じ事を仕事の中から学び取ろうとしたらどれだけの労力と時間がかかると思う?」と言われ、以後なんとなく本との距離が縮まったように思います。
とは言うものの今でも読書家には程遠く、本の知識よりは実務経験重視型です。
<現代の錬金術>
最近「有名な本の原書(※)には魔力が宿る」という事をテーマにした子供向けのアニメが放映されていました。
(※ 私の思い違いで「原書」ではなく「幻書」(魔力の宿る本。物語上の架空のものでした)だと後日気づきましたが・・・)
この発想「!」何か意識に引っかかるものを感じて・・・以前より私が考えている事と重なる事に気づきました。
「ビジネス書には、お金を生み出す力が宿っているのでは?」
優れたノウハウ本や経験則を記録した本なら、そのとおり実行することで、実際にお金を得ることが出来ないだろうかという発想です。
所詮は机上の空論。本は本、現実とは違うよ。・・・私もそんな気はします。
でも、著者は何か強烈な体験をし、何らかの経験則を伝えたくて筆を執ったのではないでしょうか。そこには何らかの価値が埋め込まれているはずです。
1冊1冊に宿るパワーは小さいかもしれません。しかし、これらを上手く組み合わせて使うことができたら・・・・お金を生むことができるかもしれません。
これが可能なら現代の錬金術とも言えますね。 少しだけ夢のある話です。
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