2015年02月28日
幻想曲
幻想曲
児玉博 著

<ソフトバンクのドキュメンタリー>
ソフトバンク社長の孫正義氏の半生を記録したドキュメンタリーです。
「ビジネス書」の分類には入らないかもしれませんが、前回ご紹介した「弁護士ドットコム」の元栄氏が「影響を受けた本」として挙げていたので探してみました。少し前の本なのできっと図書館にあるはず・・・と思ったら、案の定ありました。でも5階ビジネス書コーナーではなく4階の「人物・伝記」の書棚に置かれていました。
<読み応えのある本>
最近、ビジネス書の中でも柔らかな本ばかり読んでいたので、本書の文体はとても堅く感じました。それはそれは、岩のような硬さです。
でも読み進めると不思議と頭に入ってくるのです。きっと著者の文章力が高いのですね。
平易で柔らかなビジネス書ばかりを贔屓していた自分に少々反省しました。こういう堅い文章を書ける力、そしてそれをしっかり受け止める読書力を持つ人材を育て後世に伝えていく事も大切ではないかと、本気で考えた次第です。
<ダイナミック&ドラスチック>
本書は決して孫社長を賛美するための本ではありません。むしろ少し批判的な立場に立っているように思えます。
それでもなお、孫正義氏の優秀さとダイナミックさが充分に伝わってきます。
差別を受けた幼少時代、高校1年で日本ではダメだと考えアメリカへ渡る行動力、学生時代に翻訳機を作りシャープへ売り込む大胆さ。そしてそもそもソフトバンクとはどういう経緯で設立され何をしていた会社だったのか。最終的にはどうして投資銀行のような業務を行うようになったのか。ネットバブルの時代に何があったのか。孫氏がまさに日本を動かしている人物の一人であることがよく分かりました。
終盤には「日本債券信用銀行」の買収の話にあたり、有名政治家や日銀のエリート、経済界の動きまでが絡んできます。「ワリシン」なんて当時話題になりましたね。
<凄すぎて参考になりません>
あまりにも優秀でダイナミックな動き・・・凄すぎて参考になりません。
そう感じてしまう時点で私は「ダメな人間」のかもしれませんね。現に本書に影響を受け、成功している「弁護士ドットコム」の元栄氏のような方も居るのですから。
私は性格的にも、足元を固めながら少しづつ成長を目指すタイプの仕事の仕方をしています。
お客様にも同様なアドバイスをしてしまう事が多いのですが、本書を読んで、ある程度ダイナミックに動かないと仕事というのは成功しないものかも知れないと感じました。
(静岡市立御幸町図書館所蔵)

~私事で恐縮ですが、以前から取り組んでいたホームページの作り替えがようやくできました。代わり映えしない・・・と思われるかもしれませんが、今回のホ-ムページは、スマホ・タブレット対応版です。スマホで見ても画面が崩れません・・・・たぶん・・・・。ご笑覧いただければ幸いです。~

児玉博 著

<ソフトバンクのドキュメンタリー>
ソフトバンク社長の孫正義氏の半生を記録したドキュメンタリーです。
「ビジネス書」の分類には入らないかもしれませんが、前回ご紹介した「弁護士ドットコム」の元栄氏が「影響を受けた本」として挙げていたので探してみました。少し前の本なのできっと図書館にあるはず・・・と思ったら、案の定ありました。でも5階ビジネス書コーナーではなく4階の「人物・伝記」の書棚に置かれていました。
<読み応えのある本>
最近、ビジネス書の中でも柔らかな本ばかり読んでいたので、本書の文体はとても堅く感じました。それはそれは、岩のような硬さです。
でも読み進めると不思議と頭に入ってくるのです。きっと著者の文章力が高いのですね。
平易で柔らかなビジネス書ばかりを贔屓していた自分に少々反省しました。こういう堅い文章を書ける力、そしてそれをしっかり受け止める読書力を持つ人材を育て後世に伝えていく事も大切ではないかと、本気で考えた次第です。
<ダイナミック&ドラスチック>
本書は決して孫社長を賛美するための本ではありません。むしろ少し批判的な立場に立っているように思えます。
それでもなお、孫正義氏の優秀さとダイナミックさが充分に伝わってきます。
差別を受けた幼少時代、高校1年で日本ではダメだと考えアメリカへ渡る行動力、学生時代に翻訳機を作りシャープへ売り込む大胆さ。そしてそもそもソフトバンクとはどういう経緯で設立され何をしていた会社だったのか。最終的にはどうして投資銀行のような業務を行うようになったのか。ネットバブルの時代に何があったのか。孫氏がまさに日本を動かしている人物の一人であることがよく分かりました。
終盤には「日本債券信用銀行」の買収の話にあたり、有名政治家や日銀のエリート、経済界の動きまでが絡んできます。「ワリシン」なんて当時話題になりましたね。
<凄すぎて参考になりません>
あまりにも優秀でダイナミックな動き・・・凄すぎて参考になりません。
そう感じてしまう時点で私は「ダメな人間」のかもしれませんね。現に本書に影響を受け、成功している「弁護士ドットコム」の元栄氏のような方も居るのですから。
私は性格的にも、足元を固めながら少しづつ成長を目指すタイプの仕事の仕方をしています。
お客様にも同様なアドバイスをしてしまう事が多いのですが、本書を読んで、ある程度ダイナミックに動かないと仕事というのは成功しないものかも知れないと感じました。
(静岡市立御幸町図書館所蔵)

~私事で恐縮ですが、以前から取り組んでいたホームページの作り替えがようやくできました。代わり映えしない・・・と思われるかもしれませんが、今回のホ-ムページは、スマホ・タブレット対応版です。スマホで見ても画面が崩れません・・・・たぶん・・・・。ご笑覧いただければ幸いです。~

2015年02月16日
弁護士ドットコム
弁護士ドットコム
元榮太一郎 上阪徹 共著

<士業のマーケティング>
弁護士・司法書士・公認会計士・税理士・・・このような専門職の方を総称(俗称?)して「士業」と言います。
いずれも試験に合格し、一定の経験を経て登録をしないと仕事ができないため、参入障壁が高い職種です。
過去においては広告や仕事の勧誘が禁じられていた業種もあるようで、その名残か、一般的に「営業下手」と言われています。
それを狙ってでしょうか、税理士などは、広告宣伝の代行や顧客を斡旋する業者が存在するようで、私のような小規模な事務所にも、よく勧誘の電話があります。 何か食い物にされているような気がして、片っ端から断っていますが、弁護士の業界はそもそも有料による顧客紹介は法律で禁じられているのだそうです。
それでも、著者は弁護士の紹介ビジネスを手がけ成功しています。・・・少しでも自身の営業の参考になればという下心から、本書に手を伸ばしました。
<無料登録・相談無料>
弁護士ドットコムというくらいですので、この事業のメインはwebによる集客&顧客紹介です。
そのようなWebサイトならいまどき星の数程あるのですが(弁護士紹介については知りません)、弁護士ドットコムの他との違いは「無料登録・無料相談」にあるようです。
素人がサイト上で、無料で法律相談ができ、相談内容は公開されます。一方、弁護士も無料で登録でき、無料で法律相談の回答を書きます。
回答を書くたび、ポイントが付与され、サイト内でランク付けが上がっていく仕組みなのだそうです。
弁護士に無料で相談できるため、一般の人が多くサイトを訪れます。一方弁護士の方も回答を作成しランク付けが上がっていくと自身の宣伝になるのだそうです。いわゆるゲーミフィケーションの要素を早くから取り入れたのですね。
(※私自身体験確認はしていません。あくまでも本書の記述によります。)
・・・ではこの会社の収益源はどこから??・・・・やっぱり弁護士の有料登録のようです。無料登録とは別に優遇枠の有料登録を売っているのです。
<スーパーマン>
少しでもあやかりたいという気持ちで読んだのですが、残念ながら宛てが外れたようです。
著者は謙遜して書いていますが、私のような凡人からみれば「スーパーマン」の類でしょう。
2年で難関試験にパス。20代にして都心の超有名法律事務所へ就職し、年収2千万超。
起業のため退職しますが、起業と平行して仲間と新たな弁護士事務所を立ち上げ、一旦は30名超の弁護士を擁する大法律事務所へ成長。
幹部同士の意見の不一致から、弁護士1名と事務員10名程度を連れてその事務所を去りますが、現在はまたほぼ同規模の法律事務所へと成長しているとのこと。そして弁護士ドットコムは上場を果たします。・・・著者はまだ40代前半のはず。
弁護士ドットコムは当初赤字体質で、著者が年間3千万もの資金をつぎ込んで維持した年もあったとか・・・・
やっぱり、資金を稼ぎ出す力あってのものですね。普通だったら途中で潰れているのではないでしょうか。
<一番知りたい所は>
輝かしい実績には、ただただ羨望の眼差しで拝読するばかりですが、結局一番知りたいところは靄がかかったままです。
・どうやって短期間で(2度も)30名超の弁護士を擁する大法律事務所へ成長できたのか。(これによる資金供給が起業を支えた)
・無料登録・相談無料からどうやって一部有料登録による収益構造の定着化へ持っていけたのか。(通常は登録者に離脱されてしまう)
知ったところで応用できるものでは無いかもしれませんが・・・・
(静岡市立御幸町図書館所蔵)

元榮太一郎 上阪徹 共著

<士業のマーケティング>
弁護士・司法書士・公認会計士・税理士・・・このような専門職の方を総称(俗称?)して「士業」と言います。
いずれも試験に合格し、一定の経験を経て登録をしないと仕事ができないため、参入障壁が高い職種です。
過去においては広告や仕事の勧誘が禁じられていた業種もあるようで、その名残か、一般的に「営業下手」と言われています。
それを狙ってでしょうか、税理士などは、広告宣伝の代行や顧客を斡旋する業者が存在するようで、私のような小規模な事務所にも、よく勧誘の電話があります。 何か食い物にされているような気がして、片っ端から断っていますが、弁護士の業界はそもそも有料による顧客紹介は法律で禁じられているのだそうです。
それでも、著者は弁護士の紹介ビジネスを手がけ成功しています。・・・少しでも自身の営業の参考になればという下心から、本書に手を伸ばしました。
<無料登録・相談無料>
弁護士ドットコムというくらいですので、この事業のメインはwebによる集客&顧客紹介です。
そのようなWebサイトならいまどき星の数程あるのですが(弁護士紹介については知りません)、弁護士ドットコムの他との違いは「無料登録・無料相談」にあるようです。
素人がサイト上で、無料で法律相談ができ、相談内容は公開されます。一方、弁護士も無料で登録でき、無料で法律相談の回答を書きます。
回答を書くたび、ポイントが付与され、サイト内でランク付けが上がっていく仕組みなのだそうです。
弁護士に無料で相談できるため、一般の人が多くサイトを訪れます。一方弁護士の方も回答を作成しランク付けが上がっていくと自身の宣伝になるのだそうです。いわゆるゲーミフィケーションの要素を早くから取り入れたのですね。
(※私自身体験確認はしていません。あくまでも本書の記述によります。)
・・・ではこの会社の収益源はどこから??・・・・やっぱり弁護士の有料登録のようです。無料登録とは別に優遇枠の有料登録を売っているのです。
<スーパーマン>
少しでもあやかりたいという気持ちで読んだのですが、残念ながら宛てが外れたようです。
著者は謙遜して書いていますが、私のような凡人からみれば「スーパーマン」の類でしょう。
2年で難関試験にパス。20代にして都心の超有名法律事務所へ就職し、年収2千万超。
起業のため退職しますが、起業と平行して仲間と新たな弁護士事務所を立ち上げ、一旦は30名超の弁護士を擁する大法律事務所へ成長。
幹部同士の意見の不一致から、弁護士1名と事務員10名程度を連れてその事務所を去りますが、現在はまたほぼ同規模の法律事務所へと成長しているとのこと。そして弁護士ドットコムは上場を果たします。・・・著者はまだ40代前半のはず。
弁護士ドットコムは当初赤字体質で、著者が年間3千万もの資金をつぎ込んで維持した年もあったとか・・・・
やっぱり、資金を稼ぎ出す力あってのものですね。普通だったら途中で潰れているのではないでしょうか。
<一番知りたい所は>
輝かしい実績には、ただただ羨望の眼差しで拝読するばかりですが、結局一番知りたいところは靄がかかったままです。
・どうやって短期間で(2度も)30名超の弁護士を擁する大法律事務所へ成長できたのか。(これによる資金供給が起業を支えた)
・無料登録・相談無料からどうやって一部有料登録による収益構造の定着化へ持っていけたのか。(通常は登録者に離脱されてしまう)
知ったところで応用できるものでは無いかもしれませんが・・・・
(静岡市立御幸町図書館所蔵)

2015年02月07日
レッドオーシャンで儲ける7つの法則
レッドオーシャンで儲ける7つの法則
高橋正明 著

<ブルーオーシャンへの抜け道>
レッドオーシャン(競走が激化した市場)でも儲ける・・・という題名の本ですが、内容はレッドオーシャンの中で勝ち抜くという事ではなく、ブルーオーシャン(競争がなく一人勝ちできる市場)へ至るために、何をすべきかについて書かれています。えっ?「レッドオーシャンで儲ける」んじゃないの?本の題名と違うのでは・・・?
<今後の日本市場>
まずは今後の市場の変化を予測します。人口分布から予想される将来は、超高齢化社会。働き手や若者が少なく、保守的で倹約的な雰囲気の世界です。これは、商売を行うには非常に難しい経済環境であり、市場は萎み競争はさらに激化するレッドーオーシャンと本書は予測しています。それゆえ、このレッドオーシャンでの生き残りは困難であり、できるだけ早く、ブルーオーシャンの市場を見つけ事業転換していく必要性を説いています。
<成功の法則は無い>
過去に成功をおさめた企業振り返り、そこから「成功の法則」を導き出そうとする試みは、多くの人々によって行われましたが、残念ながらそのようなものは見つかっていません。見つかったと思っても、そのとおり経営した企業が成功したという話は聞きません。
経済環境は常に変化し、またそれぞれの企業を取り巻く環境・条件等が異なるので、「成功の法則」などというものは存在しないと本書は述べています。また過去において成功をおさめた企業でも、その栄光が持続しないことからも、やはり「成功の法則」は無いのだと述べています。
<偶然の賜物>
では成功の要因は・・・?本書では「偶然」と結論づけています。その上で、「偶然」の発生確率を上げる方法を考えることこそが戦略であるとしています。偶然の確率を上げるためには、多方面への試験的事業拡大を痛手にならない範囲で数多く行うこと。1つ1つの事業の失敗に囚われることなく、何十何百のうちから1つの成功が出れば良いという確率論的な考え方で事業評価を行うこと等を挙げています。
題名に期待して手にとったものの・・・・考え方は理解できるのですが、私が凡庸であるせいか、個人事業や小規模企業にどう活かせばよいのか、私には分かりません。「商売に活かす」というよりは、もう少し大きく、長期的時間軸で捉えるべき話なのかもしれませんね。
(静岡市立御幸町図書館所蔵)

高橋正明 著

<ブルーオーシャンへの抜け道>
レッドオーシャン(競走が激化した市場)でも儲ける・・・という題名の本ですが、内容はレッドオーシャンの中で勝ち抜くという事ではなく、ブルーオーシャン(競争がなく一人勝ちできる市場)へ至るために、何をすべきかについて書かれています。えっ?「レッドオーシャンで儲ける」んじゃないの?本の題名と違うのでは・・・?
<今後の日本市場>
まずは今後の市場の変化を予測します。人口分布から予想される将来は、超高齢化社会。働き手や若者が少なく、保守的で倹約的な雰囲気の世界です。これは、商売を行うには非常に難しい経済環境であり、市場は萎み競争はさらに激化するレッドーオーシャンと本書は予測しています。それゆえ、このレッドオーシャンでの生き残りは困難であり、できるだけ早く、ブルーオーシャンの市場を見つけ事業転換していく必要性を説いています。
<成功の法則は無い>
過去に成功をおさめた企業振り返り、そこから「成功の法則」を導き出そうとする試みは、多くの人々によって行われましたが、残念ながらそのようなものは見つかっていません。見つかったと思っても、そのとおり経営した企業が成功したという話は聞きません。
経済環境は常に変化し、またそれぞれの企業を取り巻く環境・条件等が異なるので、「成功の法則」などというものは存在しないと本書は述べています。また過去において成功をおさめた企業でも、その栄光が持続しないことからも、やはり「成功の法則」は無いのだと述べています。
<偶然の賜物>
では成功の要因は・・・?本書では「偶然」と結論づけています。その上で、「偶然」の発生確率を上げる方法を考えることこそが戦略であるとしています。偶然の確率を上げるためには、多方面への試験的事業拡大を痛手にならない範囲で数多く行うこと。1つ1つの事業の失敗に囚われることなく、何十何百のうちから1つの成功が出れば良いという確率論的な考え方で事業評価を行うこと等を挙げています。
題名に期待して手にとったものの・・・・考え方は理解できるのですが、私が凡庸であるせいか、個人事業や小規模企業にどう活かせばよいのか、私には分かりません。「商売に活かす」というよりは、もう少し大きく、長期的時間軸で捉えるべき話なのかもしれませんね。
(静岡市立御幸町図書館所蔵)

2015年02月04日
平成26年分所得税確定申告の手引き
平成26年分所得税及び復興特別所得税の確定申告の手引き
国税庁 編著

<今年もやってきましたこの季節>
今年もこの季節がやってきましたね。既に税務署には確定申告の相談等で多くの人々が訪れているようです。
個人事業主の方、この時期に向けて、コツコツと毎月記帳を行ってきたことと思います。最後のツメですから頑張りましょう。
<今年も会場はツインメッセ>
確定申告書の相談・作成の会場は、今年もツインメッセ静岡で行われます。
期間は2月10日(火曜日)~3月16日(月曜日)
時間は午前9時から午後5時まで。
なお、2月22日、3月1日は日曜日でもやっているとのこと。
サラリーマンの方でもこれならOKですね。
※ 開会の日程や時間はご自身で再度ご確認の上お出かけ下さい。
<国税庁HP確定申告書作成コーナー>
PC操作が得意で、「自分で申告書を書こう」という方には、国税庁HP確定申告書作成コーナーがお勧めです。
必要事項をフォームに入力していくと各項目が自動計算され申告書が自動作成されます。
私の乏しいIT知識と経験の中ではありますが、私の知る限りクラウド技術を活用した最も優れたHPだと思います。
<SSL3.0の脆弱性って・・・>
私も毎年お世話になっている確定申告書作成コーナーなのですが、なんと今年は上手く機能しません。
認識番号と暗証番号を入力し、「情報検索」のボタンを押すと、不規則な英字の羅列が表示され、それより先に進めません。
・・・???そんな馬鹿な!・・・・と思ったら、国税庁HP上に説明がありました。
e-Tax及び確定申告書等作成コーナーに接続できない事象について
「システムを安全にご利用いただくため、平成26年12月8日に「SSL3.0」を用いた通信を受け付けないようにいたしました。」のだそうです。
SSL3.0って何?!・・・どうも入力データを暗号化(スクランブル)して送信する技術の1つらしいのですが、要はこの方式で暗号化されたデータを確定申告書等作成コーナーでは受け付けないことにしたらしいのです。
この暗号化を方式を変えれば受け付けてくれるらしいのですが、それには自身が利用するPCのブラウザ設定を変更する必要があって、自身で作業を行わなければならないようです。
上記「e-Tax及び確定申告書等作成コーナーに接続できない事象について」に設定作業の説明があり、簡単に対応ができて事なきを得ましたが、・・・・でもSSL3.0とか新方式のTSLとか・・・ちょっとマニアック過ぎるでしょう。これから申告書を作ろうという意気込みが一気にそがれます。
しかしまあ、これも経験の1つ。勉強になりました。
すみません。今回は税金のお話ではなく、どちらかと言うとIT系のお話(愚痴)になってしまいましたね。
(表題のパンフレットは税務署にて無料配布)

国税庁 編著

<今年もやってきましたこの季節>
今年もこの季節がやってきましたね。既に税務署には確定申告の相談等で多くの人々が訪れているようです。
個人事業主の方、この時期に向けて、コツコツと毎月記帳を行ってきたことと思います。最後のツメですから頑張りましょう。
<今年も会場はツインメッセ>
確定申告書の相談・作成の会場は、今年もツインメッセ静岡で行われます。
期間は2月10日(火曜日)~3月16日(月曜日)
時間は午前9時から午後5時まで。
なお、2月22日、3月1日は日曜日でもやっているとのこと。
サラリーマンの方でもこれならOKですね。
※ 開会の日程や時間はご自身で再度ご確認の上お出かけ下さい。
<国税庁HP確定申告書作成コーナー>
PC操作が得意で、「自分で申告書を書こう」という方には、国税庁HP確定申告書作成コーナーがお勧めです。
必要事項をフォームに入力していくと各項目が自動計算され申告書が自動作成されます。
私の乏しいIT知識と経験の中ではありますが、私の知る限りクラウド技術を活用した最も優れたHPだと思います。
<SSL3.0の脆弱性って・・・>
私も毎年お世話になっている確定申告書作成コーナーなのですが、なんと今年は上手く機能しません。
認識番号と暗証番号を入力し、「情報検索」のボタンを押すと、不規則な英字の羅列が表示され、それより先に進めません。
・・・???そんな馬鹿な!・・・・と思ったら、国税庁HP上に説明がありました。
e-Tax及び確定申告書等作成コーナーに接続できない事象について
「システムを安全にご利用いただくため、平成26年12月8日に「SSL3.0」を用いた通信を受け付けないようにいたしました。」のだそうです。
SSL3.0って何?!・・・どうも入力データを暗号化(スクランブル)して送信する技術の1つらしいのですが、要はこの方式で暗号化されたデータを確定申告書等作成コーナーでは受け付けないことにしたらしいのです。
この暗号化を方式を変えれば受け付けてくれるらしいのですが、それには自身が利用するPCのブラウザ設定を変更する必要があって、自身で作業を行わなければならないようです。
上記「e-Tax及び確定申告書等作成コーナーに接続できない事象について」に設定作業の説明があり、簡単に対応ができて事なきを得ましたが、・・・・でもSSL3.0とか新方式のTSLとか・・・ちょっとマニアック過ぎるでしょう。これから申告書を作ろうという意気込みが一気にそがれます。
しかしまあ、これも経験の1つ。勉強になりました。
すみません。今回は税金のお話ではなく、どちらかと言うとIT系のお話(愚痴)になってしまいましたね。
(表題のパンフレットは税務署にて無料配布)

2015年02月03日
相続発生後でも間に合う完全節税マニュアル
相続発生後でも間に合う完全節税マニュアル
曽根恵子 著

<相続税法改正の施行>
反響の大きかった一昨年の相続税法改正が、この1月から施行されています。
雑誌等では、一般のサラリーマン家庭でも都心部の住宅をお持ちの場合課税の対象となってくるケースが報じられていましたが、静岡ではあまり影響が無いのかもしれません。
<先ずは相続税の試算を>
「相続対策」の相談をしたい。というお話はよく聞きます。しかし、お話を少しお聞きすると、ご自分としては何をどうしたいのか、そもそもの方向性が全く定まっていないケースが多いように感じます。
「考えるべき点が多過ぎて、どこから考えを整理すればよいか分からない。」ということもあるでしょう。
そこで先ず、法定相続分を各人が相続したと想定して、相続税が全員分でいくらかかるのか簡単に試算することから始めてみてはいかがでしょう。
もちろん、相続と相続税の話は本質的には別物です。税金対策を優先した相続対策は本末転倒なのだと思います。
でも、先ずは相続税がかかるのか、かからないのか。一応の目安をつけることは必要だと思います。
相続税が課税されない、あるいは少額だという話になれば、税金対策という観点はもはや論点からは外れます。
課税対象となるケースでも、概算を把握した上であれば、他の論点も考え易くなるでしょう。
また、計算をする中で、どんな相続財産があって、それぞれの評価額がいくらなのかも明確になるので、他の論点を整理するための準備としても効果があります。
<相続の論点は4つ>
相続において論点となるのは大別して以下の4つだと思います。
①相続財産の分割割合についての各人の公平感
②分割し難い相続財産(一体をなす不動産等)の分割方法
③相続税課税の低減
④相続税を支払うための資金繰り
相続税概算の計算をし、相続財産・債務とその評価額を計算した上で上記4つの観点で自家の問題をそれぞれ箇条書きに書き出してみると、相続対策で何をすべきか、方向性が見えてくるのではないでしょうか。
<節税策なの?>
本書でいくつかのパターンに分けて「節税策」が紹介されています。辛口な表現で恐縮ですが、これらは「節税策」なのでしょうか?
「小規模宅地の特例」と「広大地評価の特例」を適用し、相続財産の評価額を引下げ、「特例」を用いずに計算した場合よりも数千万円税額が下がります・・・という話なのですが・・・・
適用条件に合致しているなら当初から「特例」を用いて計算するのが当たり前であって、この比較を「節税効果」というのは少々虫がいいのではないでしょうか。
とはいえ、一定のケースでは単純な評価より大幅に評価額を引き下げられるという、「制度の紹介」としては、とても有用な本だと思います。
<売って評価減>
路線価による評価額が実態より高い場合、鑑定評価による価額をもって相続の申告を行う事があります。ただし、土地の鑑定評価は鑑定士や評価手法により振幅が大きいため、税務調査等でモメるケースが多いと聞きます。
本書で紹介されている手法の一つに申告期限までに「実際に売って」しまい、その売買価額をもって相続時の評価額とするというものがあります。あるいは申告期限後であっても、売却による金額が確定したら、更正の請求により相続税を取り戻せる。というものです。
確かに、実際の第三者間売買取引の事実があれば、税務署も文句のつけようが無いでしょうね。
この辺は「相続税法」だけ勉強していては出てこない発想で、実践経験のたまものでしょう。
(静岡市立御幸町図書館所蔵)

曽根恵子 著

<相続税法改正の施行>
反響の大きかった一昨年の相続税法改正が、この1月から施行されています。
雑誌等では、一般のサラリーマン家庭でも都心部の住宅をお持ちの場合課税の対象となってくるケースが報じられていましたが、静岡ではあまり影響が無いのかもしれません。
<先ずは相続税の試算を>
「相続対策」の相談をしたい。というお話はよく聞きます。しかし、お話を少しお聞きすると、ご自分としては何をどうしたいのか、そもそもの方向性が全く定まっていないケースが多いように感じます。
「考えるべき点が多過ぎて、どこから考えを整理すればよいか分からない。」ということもあるでしょう。
そこで先ず、法定相続分を各人が相続したと想定して、相続税が全員分でいくらかかるのか簡単に試算することから始めてみてはいかがでしょう。
もちろん、相続と相続税の話は本質的には別物です。税金対策を優先した相続対策は本末転倒なのだと思います。
でも、先ずは相続税がかかるのか、かからないのか。一応の目安をつけることは必要だと思います。
相続税が課税されない、あるいは少額だという話になれば、税金対策という観点はもはや論点からは外れます。
課税対象となるケースでも、概算を把握した上であれば、他の論点も考え易くなるでしょう。
また、計算をする中で、どんな相続財産があって、それぞれの評価額がいくらなのかも明確になるので、他の論点を整理するための準備としても効果があります。
<相続の論点は4つ>
相続において論点となるのは大別して以下の4つだと思います。
①相続財産の分割割合についての各人の公平感
②分割し難い相続財産(一体をなす不動産等)の分割方法
③相続税課税の低減
④相続税を支払うための資金繰り
相続税概算の計算をし、相続財産・債務とその評価額を計算した上で上記4つの観点で自家の問題をそれぞれ箇条書きに書き出してみると、相続対策で何をすべきか、方向性が見えてくるのではないでしょうか。
<節税策なの?>
本書でいくつかのパターンに分けて「節税策」が紹介されています。辛口な表現で恐縮ですが、これらは「節税策」なのでしょうか?
「小規模宅地の特例」と「広大地評価の特例」を適用し、相続財産の評価額を引下げ、「特例」を用いずに計算した場合よりも数千万円税額が下がります・・・という話なのですが・・・・
適用条件に合致しているなら当初から「特例」を用いて計算するのが当たり前であって、この比較を「節税効果」というのは少々虫がいいのではないでしょうか。
とはいえ、一定のケースでは単純な評価より大幅に評価額を引き下げられるという、「制度の紹介」としては、とても有用な本だと思います。
<売って評価減>
路線価による評価額が実態より高い場合、鑑定評価による価額をもって相続の申告を行う事があります。ただし、土地の鑑定評価は鑑定士や評価手法により振幅が大きいため、税務調査等でモメるケースが多いと聞きます。
本書で紹介されている手法の一つに申告期限までに「実際に売って」しまい、その売買価額をもって相続時の評価額とするというものがあります。あるいは申告期限後であっても、売却による金額が確定したら、更正の請求により相続税を取り戻せる。というものです。
確かに、実際の第三者間売買取引の事実があれば、税務署も文句のつけようが無いでしょうね。
この辺は「相続税法」だけ勉強していては出てこない発想で、実践経験のたまものでしょう。
(静岡市立御幸町図書館所蔵)
