2014年11月17日

リアルウェブ営業術

リアルウェブ営業術
岩井宏太 著

リアルウェブ営業術



<あなたのホームページはもう「死んでいる」?>
事務所移転も一段落。次に着手しなければと思う事は・・・そうホームページのテコ入れです。
私も稚拙な自己作成ながら、ホームページを持っています。もう、かれこれ作成後7~8年経つのではないでしょうか。
もちろん、少しづつですが、内容の見直しや更新もしています。

しかし、管理画面上のカウンターは1日平均20件程の表示回数を示しているものの・・・たぶん実際の閲覧者は限りなく0に近いのではないかと思います。残念ながら、殆ど問い合わせや反応がありません。GoogleやYahooの検索順位も3ページ目以降にやっと顔を出す有様。

本書によれば、こういったホームページを「死んでいるホームページ」と呼ぶのだそうです。


<生き返らせることができるか?>
そもそも商品やサービス販売のためのツールですから、「死んでいる」状態では全く価値が無いわけです。ではどうすれば良いのかというのが本書の課題です。
内容は大きく3つに分かれます。
 ①ホームページ自体の内容改善
 ②SEO対策
 ③リスティング広告の活用
最後に「クロージング」の大切さについても記載されています。


<ホームページ自体の改善>
顧客にとっての「見やすい」ホームページになっているかという事が重要です。
綺麗なページ、かっこいいホームページが良いというわけではありません。
必要があって閲覧しに来た「お客さん」にとって、きちんとそのニーズまで辿りつけるような構成になっているでしょうか。

次の項目へのリンク場所がお客さんの目線から外れたところにあれば、せっかく閲覧してくれたお客さんもそこで、そのページを閉じられてしまいます。

自分では一生懸命工夫を凝らして作ったつもりでも、一人よがりなページになっているかもしれません。


<SEO対策>
SEOは「検索エンジン最適化」の略で一定のキーワードで検索された場合にできるだけ上位に表示されるよう対策をおこなう事です。

昔は「キーワド」をそのページに散りばめるなどという手法も効いたそうですが、今では他のホームページから自身のページへのリンク数によって判定されるところが大きいとのこと。

この結果、自身での対策には限界があり、「SEO業者」へ依頼して対策をしてもらうケースが多くなっているようです。

SEO業者は、多くの「サテライトサイト」を利用して依頼主のHPへのリンクを増やす等の手法をとるそうですが、その行為自体が「スパム」(検索絵エンジンだましのルール違反)とみなされてしまう危険性もあるそうで、・・結構難しいですね。


<リスティング広告の活用>
GoogleやYahooで検索結果が表示される際、上部や横の欄に表示される広告で、1回あたりのクリックごとに課金される広告です。
お金がかかるため、効率の良い「キーワード」を探して広告を申し込む点がポイントとなるようです。

・・・私はこの手法を全く使いこなせていません。 キーワード選択には豊富なボキャブラリーと豊かな発想が必要とされるようで、こちらもまた少し敷居が高そうです。


<HP再作成計画>
本書自体もう4年も前の出版物ですので、DogYearと言われるネットの世界ではすでに内容が古いのかも知れません。
本書の出版後、FaceBookの利用者拡大やスマホの普及・浸透といった社会状況の変化がありました。
ipadに代表されるタブレット端末の普及で、パソコンの利用者・利用時間は減っているように感じます。

しかし、「死んでいるHP」をそのまま放置というのも芸の無い話です。
見事復活なるかどうか分かりませんが、自身でできる範囲で、少しづつ再作成に着手しようと思います。

(静岡市立御幸町図書館所蔵)

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Posted by 書架の番人 at 08:07 │IT

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