2013年09月03日

99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ

99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ
河野英太郎 著

99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ



<サラリーマンの仕事術>
今最も有名でかっこいいサラリーマンと言えば、日曜9時のあの人ですね。「半沢直樹」私も見ています。(※ 今回紹介するこの本は「半沢直樹」の原作本ではありません)
私も元銀行員でしたので、少し懐かしい気持ちで見ています。ドラマとはいえ細部まで良く描かれており、ああ・・・確かにこんな感じだったなという場面が何度も出てきます。・・・もちろん私はあんなカッコイイ銀行員ではありませんでしたが・・・・・

仕事ができるサラリーマンって、カッコいいですね。特に30代後半以降は、ルックスよりも仕事の業績や取り組み姿勢の方がその人を光らせて見えるような気がします。 

<ほんの少しの差>
個人事業主や会社経営者は、自分の考えで取り組み方針や手法を大きく変えることができますが、サラリーマンはそういう働き方はできません。サラリーマンは、会社の規則や規定により行動が制約されており、なおかつ上司の指示のもと組織的な働き方をするケースが多いのです。しかし、それでも仕事ができる人というのは存在します。
その違いは、実はほんの少しの行動の違いの積み重ねであるように思います。本書はその「小さな少し」を沢山紹介している本です。

~例えば~
・常に自信があるように振舞え・・・・・・どう振舞っても自分ができる仕事は同じ。だったら不安気な態度は損なだけ。
・説明は流れるようにする・・・・・・・・・たどたどしい説明はそれだけで周囲を不安にさせる。しっかり自分の言葉で説明する。
・言葉をそろえる・・・・・・・・・・・・・・・・・思いつきで色々な表現をせず、統一感のある話し方を心掛ける。
・会話で言葉をかぶせない・・・・・・・・・あせらず、相手の言い分をしっかり聴くと合理的な話の展開ができる。
・ホワイトボードを使う・・・・・・・・・・・・・複雑な話ほど、具体的に書きながら話すと意思疎通のすれ違いを防げる。
・相手の時間を大切にする・・・・・・・・・ビジネスでは「時間」は大切。自分の時間ばかりでなく相手の時間も大切に考える。

などなど。一見つまらない細かなノウハウを紹介しているだけの本にも見えますが、全体を通しての感想としては、「合理的に」「無駄なく」「積極的に」働く姿勢を紹介しているように感じます。

今年の春先から書店の店頭に沢山飾ってあり、実は立ち読みですでに全部読んでいたのですが(本屋さんゴメンナサイ)、先日図書館でも見つけたので、あえて借りてきました。

(静岡市立御幸町図書館所蔵)

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Posted by 書架の番人 at 08:12 │その他

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